©️ 草野心平1977小林正昭撮影
谷口吉郎(1904~1979 年)
金沢の建築家。九谷焼の釜元の家に生まれ、藤村記念堂や帝国劇場、
さらには青森県庁の設計も行っている。「乙女の像」の台座を担当する。
藤島宇内(1924~1997 年)
兵庫県生まれの詩人、ルポライター。乙女の像の制作陣の中では最年少であり、連絡係や買い物係などの雑務を主に担当していた。
小坂圭二(1918~1992 年)
野辺地生まれの彫刻家、乙女の像制作の助手を務める。62 歳のときに高村光太郎大賞展優秀賞を受賞している。作品には『新渡戸三代像』や『小川原湖の姉妹像』などがある。
高村(長沼)智恵子(1886~1938 年)
福島の酒造業の家に生まれる。母のため勉学に励み、負けん気の強い新しい女として話題に。高村光太郎と結婚するが、実家の破産や理想的な妻を演じていたことから追い詰められていく。
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