高村光太郎 (1883~1956年)

東京下谷、江戸の職人気質の家に生まれた彫刻家・詩人。誠意に満ち、繊細で人と離れているところもある人物で、稀に見る美しい魂の持ち主とも評されている。代表作は『道程』『智恵子抄』

愛と平和への想い〜乙女の像ものがたり〜 〉HOME登場人物

高村光太郎
高村光太郎

登場人物

佐藤春夫 (1892~1964年)

和歌山県生まれの詩人・小説家。艶美晴朗な詩を書く。 文化勲章受賞。

青森県立三本木高等学校の校歌の作詞が縁で乙女の像制作プロジェクトに関わり、高村光太郎を推薦する。

十和田市
佐藤春夫 

草野心平(1903~1988 年)

福島出身の詩人。宮沢賢治を世に紹介したりと世話好きで、藤島宇内を

高村光太郎に紹介している。代表作は詩集『第百階級』

草野心平

©️ 草野心平1977小林正昭撮影

菊池一雄(1908~1985 年)
京都生まれの彫刻家。乙女の像制作においては東京のアトリエやモデルの
藤井照子を探し出している。代表作は『青年像』『原爆の子』

谷口吉郎(1904~1979 年)

金沢の建築家。九谷焼の釜元の家に生まれ、藤村記念堂や帝国劇場、

さらには青森県庁の設計も行っている。「乙女の像」の台座を担当する。

藤島宇内(1924~1997 年)

兵庫県生まれの詩人、ルポライター。乙女の像の制作陣の中では最年少であり、連絡係や買い物係などの雑務を主に担当していた。

小坂圭二(1918~1992 年)

野辺地生まれの彫刻家、乙女の像制作の助手を務める。62 歳のときに高村光太郎大賞展優秀賞を受賞している。作品には『新渡戸三代像』や『小川原湖の姉妹像』などがある。

小坂圭二

高村(長沼)智恵子(1886~1938 年)

福島の酒造業の家に生まれる。母のため勉学に励み、負けん気の強い新しい女として話題に。高村光太郎と結婚するが、実家の破産や理想的な妻を演じていたことから追い詰められていく。

高村(長沼)智恵子
高村(長沼)智恵子

© Copyright  愛と平和への想い ~乙女の像ものがたり~ All rights reserved.