十和田市

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乙女の像ものがたり

乙女の像 ものがたり

原作 小山弘明

十和田湖奥入瀬ボランティアガイドの会

「乙女の像のものがたり」より  2013年発行

シーン1 岩手 太田村

詩人 草野心平が、小さな小屋で質素に一人暮らしをする彫刻家 高村光太郎の元を訪れる。

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シーン2 光太郎、その若き日

光太郎の生い立ち。西洋で本物の芸術を学び、古いならわしにとらわれている日本の芸術界に

絶望する光太郎。

 

シーン3 智恵子との出会い 結婚

画家 柳敬助夫妻の紹介で長沼智恵子と出会い、創作意欲をかき立てられた光太郎は、

代表作を発表する。

 

シーン4 智恵子の死 そして戦争

世の中に認められていく光太郎に対し、智恵子の絵の勉強は進まない。さらに実家が破産し、智恵子の心は夢の世界に、身体は結核に侵されていく。

 

シーン5 太田村の日々

空襲の爆撃で焼け出された光太郎は、宮沢賢治の父たちの勧めで花巻に疎開。そしてさらに山奥の太田村で、戦争をすすめるような詩を書いた自分を罰するため彫刻をやめていた。ここでシーン1の草野心平が訪れる場面へつながる。

 

シーン6 十和田湖

青森県は、十和田湖国立公園指定15周年を記念してシンボルになるようなものを作ろうと

調査をしていた。複数の人から推薦された高村光太郎は、皆の熱意を受けて十和田湖に下見に

出かける。

 

 

シーン7 乙女の像

智恵子と同じ結核で体の弱っていた光太郎だが、彫刻の骨組みに針金を巻き付けたり、硬い粘土をこねてやわらかくしたり、といった力仕事は若い助手の小坂圭二の力を借りて、制作を進めた。

 

 

シーン8 光太郎・智恵子 永遠に…

像を完成させた光太郎。その像に込められた想いとは…?

 

 

※この物語は、史実を基にしたフィクションです。

 

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