法量のイチョウ | 3年ぶりに黄葉した「日本一気難しいイチョウの巨木」

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なかなか黄葉をお目にできない「日本一気難しいイチョウ」

青森県十和田市法量にある「法量のイチョウ」。 今年は3年ぶりに黄葉しましたが、黄葉した姿はなかなか見れないので巷では、「日本一気難しいイチョウ」と言われています。青森県十和田市法量にある「法量のイチョウ」十和田市内から奥入瀬渓流へ向かう途中の国道102号線沿いにあります。

推定樹齢約1100年、イチョウの巨木としては日本で4番目の大きさ。高さは約30メートル、幹の周りは約15mと非常に大きいイチョウです。

1926年(大正15年)10月20日に国の天然記念物に指定され、当時の内務省が初めて天然記念物に指定した全国のイチョウ5本のうちの1本です。

十和田湖の成り立ちが伝えられる昔話「十和田湖伝説」に登場する南祖坊が、この場所にあった善正寺で生まれ、その時に、このイチョウが植えられたという伝説が伝えられています。

黄色に葉が色づく、黄葉(こうよう)が美しいのがイチョウの特徴ですが、この「法量のイチョウ」は黄葉の前、緑の葉のまま葉が落ちたり、見頃を迎えても、たった一日で葉が落ちたりと「日本一気難しいイチョウ」と呼ばれています。

そんな「法量のイチョウ」ですが、今年2021年は、2018年以来3年ぶりに黄葉しました。

全体が黄色く色づいた姿になるのは非常に稀で、今年は、黄色く美しい姿を撮らえる事ができました。前回が2018年、その前は2009年。その前は1997年と、なかなか黄葉をお目にできない「日本一気難しいイチョウ」です。

3年ぶりに黄葉した「日本一気難しいイチョウ」の模様を撮影した映像はこちらをご覧ください。