青森県 十和田市、道の駅とわだ敷地内にある伝統工芸体験施設「匠工房」で「十和田つり飾り愛好会 作品展示会」が開催されました。
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https://towakomyu.com/events/towada-tsurikazari-2024
今年で、19回目を迎える作品展示会。
十和田つり飾り愛好会の会員、およそ50人が一つ一つ手作業で制作した華やかな「つり飾り」や「タペストリー」などが並び来場者を魅了しました。
大きい吊り飾りは2m50cmもあり、ひと塊りあたり、お細工物を組み合わせ8つ吊り下がりで組み上がっていて、出来上がるまで1年以上はかかるという力作です。
お細工物とは、着物などの裁縫の残り布を縫い合わせて、雛人形や花、鳥、鞠などの形を作り出した袋物や小箱、お着物です。
作品展示会にはこれまで制作されたおおよそ600個のお細工物があり、一つ一つに意味があり、子供や孫の幸せ、安産、長寿、豊作などの願いが込められ作られています。
十和田つり飾り愛好会では教室を開催しています。
十和田つり飾り愛好会は、初代会長 松坂ちやさんから吉田ことさんへ受け継がれています。
週2回 月4回 程度の教室を開き技術の伝承と会員間のコミュニケーションを行っています。