青森県八戸市で毎年夏に開催される「八戸三社大祭(はちのへさんしゃたいさい)」は、神社神道に基づく伝統的な祭礼であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本を代表する祭りの一つです。
2025年も、7月31日(木)から8月4日(月)までの5日間にわたり、街は熱気と歓声に包まれます。
本祭では、龗(おがみ)神社・長者山新羅神社・神明宮の三社による神輿渡御(みこしとぎょ)を中心に、神楽・虎舞・駒踊りなどの郷土芸能、そして毎年趣向を凝らして制作される豪華絢爛な27台の山車(だし)が市街地を巡行。
歴史と創造が交錯する、壮大で美しい光景が広がります。
日程 | 時間帯 | 内容 |
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7月31日(木) | 18:00〜21:00 | 前夜祭・山車展示(市庁前広場・中心街) |
8月1日(金) | 13:30〜 | 出発式(おがみ神社) |
15:00〜19:00頃 | 神輿と山車の合同運行(中心市街地) | |
8月2日(土) | 11:00〜 | 長者山新羅神社例祭 |
13:00〜14:00 | おがみ神社例祭 | |
14:00〜16:00 | 加賀美流 騎馬打毬(長者山新羅神社) | |
18:00〜21:00頃 | 夜間山車運行 | |
11:00〜21:00 | おまつり広場(市庁本館前広場) | |
8月3日(日) | 15:00〜19:00頃 | 神輿と山車の合同運行 |
11:00〜21:00 | おまつり広場(市庁本館前広場) | |
8月4日(月) | 18:00〜20:00 | 後夜祭・山車展示 |
11:00〜21:00 | おまつり広場(市庁本館前広場) |
虎舞(とらまい):無病息災・航海安全を願う伝統芸能。観客の頭を噛む演出が人気。
法霊神楽(ほうりょうかぐら):おがみ神社伝承の獅子舞で「歯打ち」が圧巻。
笹の葉踊り・駒踊り:江戸時代からの芸能も登場し、行列に華を添えます。
祭り中日の目玉として開催される伝統馬術競技。
紅白に分かれた騎馬武者が、毬杖(きゅうじょう)を操って毬門をめざす様は迫力満点。
日本在来馬「ドサンコ」も登場し、八戸の馬文化を象徴する見逃せないイベントです。
毎年新しく制作される27台の山車は、民話・歌舞伎・歴史物語を題材に構成され、スモークや水の噴出、電動仕掛けなど演出も年々進化。
ライトアップされた前夜祭・後夜祭の展示では、全ての山車がフル展開で並び、壮観な風景が広がります。
名称:八戸三社大祭(はちのへさんしゃたいさい)
開催期間:2025年7月31日(木)〜8月4日(月)
会場:青森県八戸市中心街(市庁前広場、長者山新羅神社 ほか)
アクセス:JR八戸駅・本八戸駅より徒歩圏内/シャトルバス運行予定
主催:八戸三社大祭運営委員会
問い合わせ:はちのへ観光案内所(TEL:0178-27-4243)
公式情報ページ:VISITはちのへ公式サイト
(一財)VISITはちのへ
TEL : 0178-70-1110