十和田市秋まつり2024 | 青森県十和田市

青森県十和田市、官庁街通り・三本木大通りなどで開催される「十和田市秋まつり」。

豪華絢爛な山車と勇壮な太鼓車が通りを埋め尽くし、十和田囃子が轟き感動を誘う。三本木開拓の時代から豊作祈願を起源とする十和田市秋まつりを３日間開催。

まつりを通し生まれる連帯感やエネルギーを地域の活力に繋げ、地域住民の一体化と賑わいを創出するとともに、地域の活性化に繋げる「十和田市秋まつり」をお楽しみください。また、イベント開催に伴い参加者の募集を行っています。

イベント詳細や駐車場、交通規制図、参加者募集の詳しい情報はホームページでご確認ください。

十和田市秋まつり とは

十和田市の秋まつりは、幕末の三本木原開拓時代に始まった三本木稲荷神社の秋まつりに由来しています。もともと各地で行われていた豊作を祈願する秋の祭りを、1949年（昭和24年）に十和田商工会議所が取りまとめ、三本木稲荷神社の大祭日である9月9日から11日にかけて開催されるようになりました。

その後、運営は十和田市観光協会へと引き継がれ、1971年（昭和46年）からは十和田青年会議所の主催により「お祭り広場」が中日に開催されるようになりました。さらに、1974年（昭和49年）からは、このお祭り広場の中で山車の夜間運行も始まり、祭りをより一層盛り上げる演出が加わりました。

現在では、毎年9月第2週の金・土・日の3日間にわたって開催されており、祭り当日には豪華絢爛な山車や勇壮な太鼓車が通りを埋め尽くします。華麗なバチさばきと迫力ある太鼓の音が観客の心を打ち、感動を呼び起こします。

十和田囃子（とわだばやし）とは

十和田囃子は、十和田市の秋まつりにおいて、それまで統一されたお囃子がなかったことから誕生しました。従来は、審査や囃子の競演会において比較が難しく、また、すべての参加団体が一緒に演奏することもできないという課題がありました。

こうした状況を受けて、新たな風を秋まつりに取り入れようと、2006年（平成18年）に十和田市観光協会が十和田青年会議所に製作と普及を依頼し、「十和田囃子」が完成しました。

作曲は、青森県内のお祭りに精通し、地域に根ざした活動を続ける「日本郷土芸能研究保存会（青森市）」に依頼されました。これは、十和田市内のどの団体にも偏りのない中立的なお囃子を目指したためです。

十和田囃子は、「喧嘩太鼓」「進み太鼓」「休み太鼓」の3つの曲調から構成されており、待機中、運行中、競演時など、場面に応じて使い分けられています。