
青森県十和田市の官庁街通り入り口に立つ『蹄鉄型道路案内板』は、かつて馬産地として栄えた十和田の歴史を今に伝えるモニュメントです。松と桜の並木が続くメインストリート“駒街道”へと誘うシンボルとして設置され、歴史とアートが溶け合う十和田の街歩きのスタート地点となっています。
場所は、十和田市官庁街通り入り口付近の「十和田商工会館」と交番の間。訪れる人が最初に目にするランドマークのひとつです。
この蹄鉄型の道路案内板は、1988年から1993年にかけて行われたシンボルロード整備事業の一環として設置されたもので、素材はブロンズ製。当時の官庁街通りの地図が刻まれており、通りの姿やまちの記憶を静かに語りかけてくれます。