十和田市の秋を華やかに彩る「十和田市秋まつり」(十和田市、十和田商工会議所、十和田奥入瀬観光機構共催)が2022年9月10日、11日の2日間、新型コロナ感染拡大以降3年ぶりに開催されました。
町内会やお祭り団体が製作した山車6台と太鼓車1台の計7台が官庁街通りに並び、子供たちが演奏する十和田囃子の太鼓の音が街に響きました。
今年の十和田市秋まつりは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お祭りイベント期間を例年の3日間から2日間に短縮され、会場を十和田市官庁街通りを中心に開催されました。
例年は山車運行や夜間運行が行われますが、今年は山車の展示のみとなりましたが、イベント開催両日の午後には、山車の上に子供たちや大人たちが乗り、十和田囃子などのお囃子を演奏。楽しそうに太鼓を叩く子供たちの嬉しそうな笑顔が見られ、また、お互いの山車が向い合い喧嘩太鼓の共演には会場が湧き上がり、3年ぶりに開催された秋まつりの喜びに包まれました。
中央駐車場に設置された特設ステージでは、十和田囃子競演会(十和田青年会議所主催)が行われ、子供の部には3団体が出場し、十和田囃子の「進み太鼓」「休み太鼓」「喧嘩太鼓」のかけ声の元気さや演奏の正確さなどが審査され「あけぼの祭典委員会」が優勝しました。
十和田囃子競演会
審査結果
<子供の部>
一位 あけぼの祭典委員会
二位 中央町内会わ組
三位 上金崎町内会
<大人の部>
一位 上金崎町内会
二位 あけぼの祭典委員会
三位 中央町内会わ組
その他、ステージでは三本木小唄や吹奏楽、ダンスなどが披露され、また十和田市出身の「りんごちゃん」のものまねショーが行われ、多くの観客が集まり人気を集めていました。
豪華絢爛な山車の豪華さや製作技術を競う山車審査には、「南町町内会」が選ばれ山車市長賞を受賞しました。
山車市長賞
一位 南町町内会
二位 あけぼの祭典委員会
三位 相坂上祭り会