青森県五所川原市では、毎年夏の恒例行事として「五所川原立佞武多(たちねぷた)」が開催されます。2025年は、8月4日(月)から8日(金)までの5日間、五所川原市中心市街地一円を舞台に、壮大なスケールの祭りが繰り広げられます。
「五所川原立佞武多」は、高さ約23メートル・重さ約19トンにもなる巨大な人形灯籠が市街地を練り歩く、日本でも類を見ない大迫力のねぷた祭りです。「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」という勇ましい掛け声と、太鼓や笛のお囃子に包まれながら、ライトアップされたねぷたが夜空に浮かび上がる様子はまさに圧巻。沿道の観客を魅了し、熱狂と感動を呼び起こします。
運行に参加するのは、立佞武多の館に常設展示されている3台の大型立佞武多をはじめ、地域の学校や町内会、ねぷた愛好団体が手がけた中型・小型のねぷたを含むおよそ15台。それぞれの山車は物語性のあるテーマを持ち、緻密な造形と鮮やかな彩色によって芸術的に表現されています。
また、祭り期間中は、津軽鉄道による臨時列車や旧型客車の特別運行も実施され、観光客のアクセスも快適。昼はレトロな旧型車両で津軽の風景を楽しみ、夜は熱気あふれる立佞武多で心を震わせる体験ができます。
青森の夏を象徴する五所川原立佞武多。巨大ねぷたが揺らめき、まち全体がひとつになるこの5日間を、ぜひ現地で体感してください。
高さ23mの巨大ねぷた:ビル7〜8階相当のスケールを誇る人形灯籠が、まちの夜空を突き抜けるようにして進む姿はまさに圧巻。
光と音の競演:力強いお囃子と「ヤッテマレ!」の掛け声に包まれてライトアップされた立佞武多が進む夜のパレードは、幻想的かつ迫力満点。
一台ごとの芸術性:各山車には物語や歴史に基づくテーマがあり、緻密な造形・彩色によって、巨大な“動くアート”として完成されています。
市民参加のにぎわい:中型・小型ねぷたや地元高校・町内会の参加により、地域一体となった祭りの熱気が伝わってきます。
立佞武多の館:祭り期間外でも見学可能な施設。実際に運行される巨大山車を間近で見られ、4階からの回廊型スロープでその全貌を俯瞰できます。
イベント名:五所川原立佞武多2025
開催日程:2025年8月4日(月)〜8月8日(金)
時間:毎日19:00〜21:00(予定)
会場:五所川原市中心市街地一円(〒037-0063 青森県五所川原市大町)
料金:観覧無料、有料観覧席あり(1,000円〜5,000円)
アクセス:JR五所川原駅より徒歩圏内
駐車場:近隣の有料駐車場を利用