青森県十和田市、十和田湖畔休屋にある十和田ビジターセンターで、2025年7月21日(月・祝)から8月31日(日)まで、写真家いそやまたかゆき氏による特別企画展「森の中で -ニホンカモシカ-」が開催されます。
むつ市脇野沢に暮らすいそやま氏が、下北半島の森で出会った野生のニホンカモシカを四季を通して撮影した約35点の作品を展示。動物たちとの静かな距離感の中で切り取られた一枚一枚から、命の営みと自然の息吹が伝わってきます。
いそやま氏は、上野動物園や各地イベントでワークショップを開催するなど、子どもから大人まで幅広く自然への関心を高めてきた実績のある写真家です。
会期中には、親子で楽しめるお話し会や、中学生以上を対象とした講演会も実施予定。夏休みの自由研究や自然体験としても最適な内容で、十和田湖を訪れる際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。入館無料。
会場:十和田ビジターセンター
(青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486)
開催期間:2025年7月21日(月・祝)~8月31日(日)
開館時間:9:00~16:30
入館料:無料
展示作品:約35点(四季を通して撮影された野生のニホンカモシカ)
解説パネル:「ニホンカモシカは“シカ”じゃない!?」
→ カモシカの特徴や分類、生態などをわかりやすく解説
日時:2025年8月9日(土)13:30〜14:15
対象:小学生以下と保護者
内容:ニホンカモシカの森での暮らしや体のつくりなどを、ぬいぐるみや骨の標本を使って楽しく紹介します。野生動物と同じ地域で暮らす磯山さんだからこそ語れる、命の不思議と自然の魅力にふれる時間です。
日時:2025年8月10日(日)10:30〜12:00
対象:中学生以上
内容:下北半島・脇野沢に生息するニホンカモシカを、一頭ずつ顔で見分け、家族関係を調査しながら37年にわたって撮影を続けてきたいそやま氏。現在では4世代にわたるカモシカたちの暮らしぶりを見届けています。森で共に暮らし続けた写真家だからこそ語れる、リアルな生態の報告です。
十和田湖畔に位置する学習施設で、周辺の動植物の剥製やジオラマ展示が充実。自然観察の拠点としても活用されており、館内からは美しい湖を一望することもできます。観光の合間の休憩や、子どもたちの学びの場としてもおすすめです。
十和田ビジターセンター
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