インバウンド対応制作物お披露目会が開催されました。

この記事をシェアする

Twitter
Facebook
Email
Pinterest
Reddit

2019年2月23日(土)市民交流プラザトワーレにおいて、インバウンド十和田・劇団エムズパーティー主催による「インバウンド対応制作物お披露目会」が開催されました。

画像:東奥日報 2019年2月24日発行

第1部ではインバウンド十和田が制作監修を行なった「十和田市の魅力を世界に発信!Towada.site OMOTENASHI GUIDE」と題した日本語・英語・韓国語・中国語簡体字・中国語繁体字のインバウンド対応を施したパンフレット・WEBページ・映像作品のお披露目がありました。

野坂公紀さんインタビューはこちら

作曲家・野坂公紀さん

制作に関わった各言語の翻訳者や関係者の紹介があり、代表として十和田市出身の作曲家・野坂公紀さんから

「この制作に関わるに当たって十和田市の魅力を再発見・再認識しました。私だけでなく翻訳された方、映像を制作された方も含めて同じ気持ちかと思います。十和田の空気を吸い、大地を踏み、育ってきた人たち、現在十和田市に住んでいる人たち、そういった方々がこういった企画を考え、発信していく事に意義があり意味があるのではないでしょうか。こちらの作品が十和田市の発展につながれば幸いです。」と述べました。

米内山和正さんインタビューはこちら

インバウンド十和田 米内山和正 会長

次にインバウンド十和田 米内山和正会長からパンフレット・WEBページ・映像作品の紹介がありました。「こちらに掲載しているものは十和田市の魅力です。十和田市には長い歴史があり歴史の過程で生まれきたコンテンツです。それぞれを受け持つ担当機関の皆様が時間を掛けて磨きに磨きあげてきた十和田市の魅力です。この制作物を十和田市を紹介する際にぜひご活用いただき、Towada.site を見てねと十和田市を紹介するツールとしてご利用いただきたい。」と述べました。

パンフレット

Towada.site 映像作品はこちら

日本語・英語・韓国語・中国語簡体字・中国語繁体字それぞれの字幕を選択しご覧いただけます。
十和田市長小山田久様

映像作品公開の後、十和田市長小山田久様よりご挨拶があり

「十和田市の観光・食をぎゅっとさせた映像作品であり、改めて十和田市は素晴らしいなと誇りに思いました。」と感想を述べられました。また、「十和田市には海外観光客が増えており、また人口の減少が進んでいます。経済力が少なくなってくる現状において、海外から観光でお出いでになってお金を使ってもらいたい。そのような目的で十和田版DMO(一社)十和田奥入瀬観光機構が4月から動き出します。連携しながら世界に発信してもらいたい。」と挨拶がありました。

十和田湖マラソン大会実行委員長 佐藤百年様

続いて、十和田湖マラソン大会実行委員長 佐藤百年様から挨拶があり「十和田湖マラソン大会は十和田商工会議所青年部から始まった企画で、マラソンをツールとして十和田市の魅力を感じてもらう事ができる大会となっています。今年2019年7月7日に十和田湖マラソン大会が開催されます。これまでに海外からの参加者はいませんが、ぜひ多くの方々に参加して体感していただき、十和田市の魅力を発信したい!想いは一緒です。連携してやっていきましょう。」と述べられました。

十和田湖マラソン大会の詳しい情報は、ホームページをご覧ください。

http://www.towada.or.jp/yeg/youkou.html

上北地域県民局地域連携部 小笠原 貴宣 様

続いて、上北地域県民局地域連携部 小笠原 貴宣 様よりご挨拶があり、

「青森県の海外観光客は、震災の約5万人に対して、今現在は約25万人と増加傾向にあります。青森県全体では中国、台湾、韓国の観光客が多いですが、十和田市は特に台湾の方が多い傾向にあります。来られた海外観光客に、観光資源の魅力と、この地域の人の温かみを伝えるインタープリター、翻訳(解説)をして人へ伝える人、が必要で、県民局ではそのようなガイドを育成する取り組みを行なっています。」と述べられました。

仲島みちるさんインタビューはこちら

劇団エムズパーティー 代表 仲島みちるさん

続いて第2部に入り、劇団エムズパーティー代表仲島みちるさんから

「劇団エムズパーティーは昨年20周年を迎えました。10周年目を迎えたあたりから地域を題材とした作品を作りたいと考えていた時に乙女の像が60歳を迎えると聞き

お芝居を作ろうと思いました。その後、十和田湖奥入瀬観光ボランティアの会が発行した「十和田湖乙女の像ものがたり」と出会い、こちらを朗読劇にしようという運びになり、2017年に映像を作り十和田市内の中学高校、県内の観光会社に配布しました。そのような折に、海外観光客が増えてきていると聞き、観光地へ向かうバスなどの中で観ることが出来るように英語・韓国語・中国語の字幕でご覧いただける今回の「乙女の像ものがたり多言語字幕版」の完成に至りました。

外国語で文化と歴史を学ぶ教材として使っていただければと思います。また、外国語で伝える事ができる”語りべ”が増え、多くの人に魅力を伝えるきっかけとなれば」と述べられました。

その後「十和田湖・奥入瀬渓流 十和田八幡平国立公園を楽しむためのルールとマナー」と題した映像を英語字幕で上映された後、「乙女の像ものがたり多言語字幕版」が英語字幕で上映されました。

劇団エムズパーティー

愛と平和への思い 乙女の像ものがたりWEBページはこちら

エイダン・モリソンさんインタビューはこちら

左)エイダン・モリソンさん

続いて、第3部に入り、参加された外国人・翻訳者の方々との意見交換会では

「乙女の像ものがたり多言語字幕版」で英語翻訳を担当されたエイダン・モリソンさんから「日本語から英語へ翻訳する際に限られた字数の中で意味が失われないように工夫して翻訳しました。そして、青森県そして十和田市ともにとてもたくさんの魅力があるのでたくさんの人に知ってほしい」と述べました。

カン奏子さんインタビューはこちら

カン奏子さん

「十和田市の魅力を世界に発信!」「乙女の像ものがたり多言語字幕版」で韓国語を担当されたカン奏子さんから「十和田湖や奥入瀬渓流などとても美しい観光資源がたくさんあり十和田市の人が優しくて心が休まるなと思います。海外から十和田市に来る機会には、そんな優しい人たちと触れ合ってくれればと思います。また最近は商店街へ来る海外からの観光客も増えてきているので通訳など必要な場合は、みぞぐち布団店へお立ち寄りいただきお声がけください。」と述べました。

漆舘優美花さんインタビューはこちら

漆舘優美花さん

「十和田市の魅力を世界に発信!」映像作品でナレーションを担当された漆舘優美花さんからは「十和田市には十和田湖・奥入瀬渓流など豊かな観光資源があり多くの人に来訪してもらいたい。」「航空会社時代の経験や英語・中国語の言語を活用しながら十和田市の魅力をたくさんの人へ伝えていければ」と述べました。

ミランダ彩さんインタビューはこちら

ミランダ彩さん

「十和田市の魅力を世界に発信!」で英語翻訳を担当されたミランダ彩さんからは

「小中高と地元十和田市で育ちました。それまでは十和田市の魅力にはなかなか気が付きませんでしたが、高校卒業後、上京し十和田市を離れて見て、十和田市は素敵な所だなと感じましたし、また今回の翻訳を通じ携わってみて十和田市の魅力を再発見した次第です。十和田市にはたくさんの美味しい食べ物があり、海外からのお客さまは健康指向の方が増えてきています。十和田市の美味しい食べ物や南部裂織などの体験をしてもらい魅力を感じてもらえれば」と述べました。

当日参加されたサーミエント・マイクさんから「私はカメラが好きでよく撮影するのですが、十和田市にはたくさん素敵な場所があって特に好きなのは十和田市官庁街通りです。春の桜は最高だし、十和田市秋まつりの時や紅葉の時期もとても美しいです。十和田湖・奥入瀬渓流も最高ですね。」と述べました。

福島司子さんインタビューはこちら

インバウンド十和田 福島司子 副会長

インバウンド十和田の福島司子さんからは「十和田市に会社を置く人間として企業の発展はもちろんなのですが、今回の十和田市をPRする事業へ携われとても貴重な経験をさせていただいたと感じております。私は個人で桜流鏑馬に出場していて、同じく流鏑馬をしているアンジーさんと知り合い、ALTの方や様々な人たちと繋がりができました。人との繋がりを大切にしながら協力し合って今後とも十和田市をPRできるように努めていきたい。」と述べました。

また来場された出席者から昨年、十和田市現代美術館の前で三本木小唄を踊った時に、盛んにシャッターを押していたのが外国人の方でした。三本木小唄も十和田市の魅力として加えていただきたいと述べました。

インバウンド十和田 米内山和正会長は、「まだまだ紹介されてない掲載されていないコンテンツもございますので、今回ご紹介できなかったコンテンツに関しては現在追加を検討しております。第2弾をどうぞご期待ください。」と述べ、「インバウンド対応制作物お披露目会」は閉会となりました。

少子高齢化・人口減少が進む現代において、何かをしよう!行動を起こそう!と動いている方々が増えてきています。地域一丸となってこの地域を盛り上げて行きましょう!