青森県十和田市、十和田湖畔休屋の御前ヶ浜に建つ「乙女の像」は、十和田湖を代表する観光スポットのひとつです。
静かな湖面、深い森、外輪山に囲まれた湖畔に、2人の乙女が向かい合うように立つブロンズ像。その穏やかで印象的な姿は、十和田湖を訪れた人の記憶に残る象徴的な風景として親しまれています。
乙女の像は、1953年(昭和28年)、十和田湖の国立公園指定15周年を記念して建立されました。作者は、詩人であり彫刻家でもある高村光太郎。代表作『智恵子抄』でも知られる高村光太郎の、最後の大作として語り継がれています。
像は高さ約2.1m。2人の裸婦像が向かい合い、静かに手を重ねる姿が特徴です。十和田湖の雄大な自然の中にありながら、どこか穏やかで、祈りのような静けさを感じさせます。
周辺には乙女の像にまつわる詩碑もあり、十和田湖の自然美だけでなく、文学や芸術の香りにも触れられる場所です。湖畔を歩きながら、像の表情や立ち姿、背景に広がる十和田湖の景色をゆっくり楽しむのがおすすめです。
時を経ても変わらずこの場所に立ち続ける乙女の像は、十和田湖の自然、歴史、文化を象徴する観光ランドマークです。休屋エリアを訪れた際は、十和田神社や湖畔散策とあわせて、ぜひ立ち寄ってみてください。
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