十和田かるた 1977
真登地の一里塚は、十和田市街地から国道4号線を北に4km余りの所にあり「ニモリ」の俗称で親しまれている。規模は、地積 98.91㎡、高さは4mある。この一里塚は、昭和30年(1955年)代に一基を失っている。ここより北の池ノ平に所在する県史跡指定の一里塚と1丁目交差点付近にあった一里塚を4.6km前後で結ぶ貴重な一里塚である。当地方では一里塚に、エゾエノキを植えて旅人に夏には木陰を、秋には、その果実を与えて飢えをしのぐ糧にしていた。
掲載内容は、昭和52年(1977年)当時の内容です。
現在の状況と異なる場合があります。
当時の情景がわかる歴史的資料としてご参考ください。