十和田かるた 1977
南部駒 – この地方は、元南部藩の領地で、平安朝末期から名馬の産地として知られている。歴史に名高い、佐々木四郎高綱の愛馬生唼、梶原源太景季の愛馬麿墨は隣村七戸、三戸産の名馬である。戦時中は三本木町 (現在十和田市)に軍馬補充部が設置され、三本木の馬セリは当時の軍馬供出の大きな役割を果した。現在、この馬産地を象徴する駒踊が南部駒踊として各地区に残っている。
掲載内容は、昭和52年(1977年)当時の内容です。
現在の状況と異なる場合があります。
当時の情景がわかる歴史的資料としてご参考ください。