十和田かるた 1977
三本木セリ – 明治18年(1885年)、陸軍軍馬育成所(軍馬補充部三本木支部) が設置され、民間から軍馬として買上げて以来、三本木地方は馬匹の生産地として軍馬、農耕馬、 役馬、競争馬等の名馬を多く出した日本屈指の馬産地である。 最盛期には約200頭の幼駒がセリ売りされ、馬主の家族、馬商、その他の群衆でお祭り騒ぎの賑わいをみせた。 また、セリ市において軍馬御用の一声で気勢があがり名誉だと大喜びし、 厩舎に絵馬が掲げられていた。
掲載内容は、昭和52年(1977年)当時の内容です。
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