十和田かるた 1977
高森山は市の中心地から西方8kmの地点に位置し、標高231mの小高い山で ある。頂上に立つと市街地はもとより、東に小川原湖、太平洋、南に名久井岳、戸来岳、階上岳が望まれ、西北にあっては田代平から八甲田連峰を指呼の間に望め、眺めは天下一である。春から初夏にかけて梅・桜・つつじが山を彩り、秋には紅葉があたりを染め、うぐいすやかっこうが鳴き、山鳩が呼ぶ野鳥公園の高森山は、市民の憩いの場として昭和43年、深持生産森林組合から市で借り受け開発に着手、地元民の多大な協力を得て、年々整備されており、今では小中学校の遠足・サイクリングなどに利用されている。
掲載内容は、昭和52年(1977年)当時の内容です。
現在の状況と異なる場合があります。
当時の情景がわかる歴史的資料としてご参考ください。