十和田かるた 1977
カヤ人形
梅集落は市街地中心から北西約12km の山あいのくぼ地に所在する12戸の農村である。ここの人形結いは、毎年旧歴 6月24日、各戸から男1人ずつがカヤとワラを持って集落の中心地に集まり、身長3mほどの男女一対の人形を作り、集落の入口の長塚に立てる。お神酒と各戸で作ったソバもちにジュネミソのタレを人形に供え、祈願をしてそれを食すると、その年 無病息災であると伝えられている。戦後は村のうぶすな神社の例祭日に合わせ、新暦の6月15日 に行っている。
掲載内容は、昭和52年(1977年)当時の内容です。
現在の状況と異なる場合があります。
当時の情景がわかる歴史的資料としてご参考ください。