十和田かるた 1977
八甲田連峰 – 八甲田連峰は、八甲田大岳 (1584.6m) を主峰として、前岳、井戸岳、田茂范岳、赤倉岳、石倉岳、小岳、 高田大岳の8つの峰からなり、この外に硫黄岳、雛岳があり実際には十峰である。 いずれの岳も美しい裾野をひき、標高の割に緯度が高いので高山植物に富んでいる。八甲田連峰は那須火山帯中に噴出した火山群である。 八甲田連峰の十和田市から眺める姿は一番美しく、四季の移り変わりや雪の早晩を山色で知り、天候の変化も山にかかる雲の動きで予知するなど、十和田市民にとって日常生活のよりどころともなっている。
掲載内容は、昭和52年(1977年)当時の内容です。
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当時の情景がわかる歴史的資料としてご参考ください。