十和田かるた 1977
稲吉 – 明治31年(1898年)頃、福島県から40戸の農家が入殖し、稲吉部落を作った。明治35年(1902年)の大冷害のため収穫皆無、逃亡や、北海道に移住するなど、明治37年(1904年)には23 戸に減った。 人々は粒々辛苦、養蚕を始め、大根を作り、町の日雇人夫として働き、長い長い小作人生活をした。第二次大戦後、農地改革により地主となり、今日の隆盛を得た。
掲載内容は、昭和52年(1977年)当時の内容です。
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