十和田かるた 1977
太素祭
荒瀑たる三本木原に開拓の鍬を入れられたのが安政2年(1855)。 幾多の困 難を乗り越え、安政6年5月4日十和田湖を源水とする奥入瀬川から取水する稲生川を完成させた。この稲生川の上水を記念し、毎年5月4日を太素例祭として記念式典を行っているが、3日から5日までの3日間を春まつりとして、 十和田市挙げて開祖新渡戸伝翁の眠る 太素の森いっぱいに盛りだくさんの催物がくり広げられ、伝翁と十次郎の墓 や、開拓に協力した人々の御位牌堂に開拓の喜びと感謝の祈りを捧げる人が後をたたない。
掲載内容は、昭和52年(1977年)当時の内容です。
現在の状況と異なる場合があります。
当時の情景がわかる歴史的資料としてご参考ください。